8試合連続安打のハム大田 「来季4番」へ才能開花の兆し
「今は1番を打たせてもらって、チームが勢いを持って攻められるように心がけています」
こう語るのは、日本ハムの大田泰示(27)だ。
1番・左翼でスタメン出場した16日のヤクルト戦で、五回に二塁打。8試合連続安打と好調を維持している。
昨オフ、巨人からトレードで移籍するや、これまでの体たらくが嘘のように打撃開眼。今季ここまで打率.285、8本塁打、21打点の成績で、本塁打数はレアードに次いでチーム2位タイ(中田と同数)である。
「連続試合安打については、毎日出させてもらって“一日一善”という感じでやっていければと思っています。(代打などで)1打席勝負となると難しさはありますが、今は毎日、試合に出させてもらって、しっかり打つべきボールを打てていると感じています」(大田)
■「ポスト中田」の最右翼
首脳陣からは「広角に大きな打球を打てるし、思い切りの良さもある。もともといいものは持っている。今は長いスパンでゲームに出られているのも、精神的な部分でプラスになっていると思う」(城石打撃コーチ)と評価される大田について、日本ハムOBはこう言う。