侍J監督は稲葉氏に 行き場なくした“本命”原辰徳氏の今後
■ヤクルトの次期監督候補に?
それなら、他球団に目を向けるのか。
「巨人を率いた計12年間で、リーグ優勝7度、日本一3度と実績は確か。東海大相模高出身の原前監督は神奈川の顔という観点から、幹部がその能力と経歴を買っている横浜DeNAの次期監督候補にはいつも名前が浮上する。ラミレス監督の契約は今年いっぱい。ただ、チームは3位と好調で、さらに上位を狙っているため、オーナーも続投へ前向きな発言をしている。あとはヤクルト、日本ハム、ロッテといったボロボロになったチームを再建すべく、次期候補に名前が挙がっても不思議ではない。まあ、本人が外に出る気があれば実現するでしょうが……」(前出の関係者)
原前監督は先日、アマの競技ゴルフ大会に参加。全国規模の大会は初参加だったが、通算26オーバーの44位と健闘した。侍ジャパンと決裂し、巨人でもやることがないため、大好きなゴルフに熱中している。今のところ、他球団の監督を受ける以外に、プロ野球界でやることはなさそうだ。