侍J監督は稲葉氏に 行き場なくした“本命”原辰徳氏の今後

公開日: 更新日:

ヤクルトの次期監督候補に?

 それなら、他球団に目を向けるのか。

巨人を率いた計12年間で、リーグ優勝7度、日本一3度と実績は確か。東海大相模高出身の原前監督は神奈川の顔という観点から、幹部がその能力と経歴を買っている横浜DeNAの次期監督候補にはいつも名前が浮上する。ラミレス監督の契約は今年いっぱい。ただ、チームは3位と好調で、さらに上位を狙っているため、オーナーも続投へ前向きな発言をしている。あとはヤクルト、日本ハムロッテといったボロボロになったチームを再建すべく、次期候補に名前が挙がっても不思議ではない。まあ、本人が外に出る気があれば実現するでしょうが……」(前出の関係者)

 原前監督は先日、アマの競技ゴルフ大会に参加。全国規模の大会は初参加だったが、通算26オーバーの44位と健闘した。侍ジャパンと決裂し、巨人でもやることがないため、大好きなゴルフに熱中している。今のところ、他球団の監督を受ける以外に、プロ野球界でやることはなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…