虎指揮官の目も薄く…ロッテ監督に掛布雅之氏が急浮上
13日の西武戦を前にロッテの伊東監督(54)が今季限りでの辞任を表明。一部では来季続投も報じられていたが、自ら「連日報道されていることで間違ったことが伝わっている」と口火を切り、「これだけ負け続けている。随分早い段階から決めていた」と説明した。
チームは借金35の最下位に低迷。投打ともにボロボロでチーム再建は待ったなしだ。山室球団社長は次期監督について白紙を強調しつつ、「OBにはこだわらない。シーズン終了までにはメドを付けたい」とした。
さる放送局関係者は、「後任候補は今季限りで現役を引退する井口資仁(42)、ロッテでプレー経験がある現韓国ロッテ一軍コーチのフランコ(58)、落合英二一軍投手コーチ(48)らの名前が聞こえてくるが、井口は解説者に内定しているという話もあります。外部招聘ならば、地元千葉出身の阪神・掛布雅之二軍監督(62)も候補に浮上するでしょう」と、こう続ける。
「ロッテはかつて、掛布さんに監督のオファーをしたことがある。掛布さんは当時、日テレの解説者などで億単位の収入があり、指導者として阪神のユニホームを着るという目標もあって断ったが、今も掛布さんには一軍監督就任の意欲があるそうです。『ミスタータイガース』ですから、阪神監督が一番なのでしょうが、その阪神は坂井オーナーが金本監督の来季続投を決定し、長期政権も視野に入れている。掛布監督の目は薄い。掛布さんは今のところ、二軍監督としての来季去就はハッキリしていないそうです」