4番不在も失速せず 広島「つなぎ野球」の徹底で好調維持
打撃成績も「つなぎのチーム」を証明している。チームがこれだけ独走しているにもかかわらず、個人成績でダントツの選手はほとんどいない。鈴木の90打点はリーグ1位だが、DeNAのロペスとは2点差。147安打の丸は中日の大島とトップタイ。その一方で、得点はトップ3を丸(91)、田中(88)、鈴木(85)が占めている。
「4番頼み」の意識がないからこその数字。強いチームに「ずばぬけた1番」はいらないのかもしれない。
ちなみにこの日は7番西川の2ランで逆転勝ち。マジックを「18」に減らした。