平昌前哨戦の四大陸選手権 宮原知子は“回転不足病”が鬼門
23日、フィギュア4大陸選手権の公式練習に参加した宮原知子(19)。「今できることをしっかりやりたい」と話した。
4大陸は平昌五輪前最後の公式戦。今回は米国、カナダなど強豪国が五輪代表選手を派遣していないこともあり、貴重な「調整」の場でもある。
昨年1月に左股関節を疲労骨折した宮原はジャンプ練習を再開すると、今度は右股関節の骨挫傷を発症。復帰戦となった昨年11月のNHK杯では、ショートプログラム(SP)の冒頭とフリー(FS)で2度の回転不足(アンダーローテッド)を取られて5位に終わった。
4連覇を達成した昨年末の全日本選手権でも、SP、FSの両方で1度ずつ回転不足を取られている。「回転不足病」を克服して平昌に乗り込みたいところだが……。