格下海外プロに逆転負け アジア開催日本ツアー“消滅”危機

公開日: 更新日:

「要するに日本人プロは考えが甘いということです。アジアンツアーには世界中から米ツアー、欧州ツアーに這い上がるチャンスをつかもうと目の色を変えて多くの選手が集まっている。しかし日本ツアーは試合が減ったといっても国内で23試合が行われ、賞金にも恵まれている。日本だけでプレーしても1億円以上を稼ぐことができて人並み以上の楽な生活ができるから、あえて厳しい世界に飛び出そうというプロは少ない。

 だが、日本企業がせっかく賞金を用意しても勝つのは外国人選手ばかりなら、試合がいつまで続くかわからない。日本企業が手を引けば、アジアンツアーとの共催も立ち行かなくなる。それに日本人選手はたいして強くないな、と分かればアジアンツアーから強敵がやって来る。勝ったピーターソンは日本ツアー出場権を手にして大暴れするでしょうね」

 日本ツアーを踏み台に世界へ羽ばたこうという外国人選手がアジアンツアーからどっと押し寄せたら、日本人はひとり残らずはじき出されてしまうはずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動