格下海外プロに逆転負け アジア開催日本ツアー“消滅”危機

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「要するに日本人プロは考えが甘いということです。アジアンツアーには世界中から米ツアー、欧州ツアーに這い上がるチャンスをつかもうと目の色を変えて多くの選手が集まっている。しかし日本ツアーは試合が減ったといっても国内で23試合が行われ、賞金にも恵まれている。日本だけでプレーしても1億円以上を稼ぐことができて人並み以上の楽な生活ができるから、あえて厳しい世界に飛び出そうというプロは少ない。

 だが、日本企業がせっかく賞金を用意しても勝つのは外国人選手ばかりなら、試合がいつまで続くかわからない。日本企業が手を引けば、アジアンツアーとの共催も立ち行かなくなる。それに日本人選手はたいして強くないな、と分かればアジアンツアーから強敵がやって来る。勝ったピーターソンは日本ツアー出場権を手にして大暴れするでしょうね」

 日本ツアーを踏み台に世界へ羽ばたこうという外国人選手がアジアンツアーからどっと押し寄せたら、日本人はひとり残らずはじき出されてしまうはずだ。

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