藤沢五月ペア好発進も カーリング混合Dは4人制よりシビア
カーリングの混合ダブルス日本選手権(青森市)が14日開幕。
平昌五輪女子代表で銅メダルを獲得したロコ・ソラーレ(LS)北見のメンバーのうち、スキップ藤沢五月(26)ら3人が同男子代表のSC軽井沢クラブの選手とペアを組み、協会推薦で出場している。藤沢五月と山口剛史の「藤沢山口」は、堀内珠実と冨安岳人の「オリオン機械」を8―1と圧倒。続く船木・工藤ペア戦にも14―1で圧勝した。
この大会は5日間にわたって行い、優勝チームは4月の世界選手権(スウェーデン)の出場権を得る。
予選リーグ2日目まで藤沢組の試合は最終試合(20時開始)に組まれるなど、五輪代表ペアはスケジュール的に優遇されている。
4人制に次いで混合ダブルスでもメダル獲得となれば、LS北見メンバーの注目度はさらに高まるが、そう簡単なことではない。
2人制は4人制以上に、コンビネーションが求められる。欧米では2人制を専門にプレーする選手たちも。
互いを理解し合っていないと試合を有利に進められないため、夫婦でペアを組むケースも珍しくない。