7安打7失点で開幕へ不安 エンゼルス大谷は“突貫工事”急務
米メディア関係者は、「いよいよ首脳陣主導で投球フォームにメスが入るのではないか」と、こう続ける。
「首脳陣は大谷の課題を把握し、体重移動などのアドバイスはしているものの、強制的な指導をするまでには至っていない。ただソーシア監督は先日、『浮輪を外して深いところに連れて行くつもり』と話している。これからはもう特別扱いはしないということです。大谷は『変えるべきところはその都度変えていけばいいが、まずは自分のスタイルでプレーしたい』と考えており、ソーシア監督もその意思を尊重してきたが、開幕に間に合わせるためにはそうもいっていられない。これは不振が続く打者についてもいえることです」
試合後の会見で大谷は「(二回は)1イニング目より、しっかり腕が振れなかった。よくも悪くも日本と同じになることはないと思う。その都度しっかり受け止めたい」と話した。米メディアからは開幕をマイナーで迎える覚悟について質問も飛んだが、「今の段階ではそこは考えていない」とした。思うような結果が出ない中、変化が求められる時期に差しかかっているようだ。