貴公俊の暴行事件がトドメ…貴乃花部屋は「消滅」の危機
貴乃花親方のこれまでの主義主張や執行部批判は、自分のことを棚に上げたものが大半だ。8年間も理事を務めながら、在職中に協会の体質を変えようと特別なことをしてきたわけではない。最近の理事会では発言らしい発言すらしてこなかった。それが理事職を解任されたとたん、コンプライアンスをないがしろにし、ガバナンスもなっていないと言い出した。
部屋で暴力事件を起こした春日野親方に理事の資格はないという持論にいたっては噴飯もの。今回の事件が起こる以前にも、弟子だった貴斗志裁判の記録には貴乃花親方が付け人に暴力をふるったと書かれている。貴乃花一門どころか部屋自体がピンチを迎えそうなのも、すべて自業自得だ。