完敗ガーナ戦で“オレ様”本田を「戦力にあらず」釜本氏苦言

公開日: 更新日:

 まずは3バック。このシステムは機能したのか? 元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が言う。

「マイボールのときは右ウイングバックのFW原口元気、左ウイングバックのDF長友佑都が高いポジションを取り、果敢に攻め入って相手ゴール前に好クロスを供給するなど3バックの攻撃的な部分がよく出ていた。しかしながら、3バックには自陣両サイドにスペースが生まれ、そこを攻められるとピンチにつながるというリスクを抱える。実際、ガーナにロングパスを使われ、両サイドを効果的に突かれるシーンも目に付いた。いずれにしても、新システムを採用しても、点を取って勝つことができなければ意味がない。ガーナ相手にシュートを14本も打ちながら0―2で完敗し、攻撃の手詰まり感と決定力不足が浮き彫りになった。W杯開幕を2週間後に控えた西野ジャパンの不安材料です」

 もっとも3バックだろうが、4バックだろうが、どんなシステムであっても、プレーしている選手が使いものにならなければ、試合が惨憺たる結果に終わるのも当然だろう。

■本田は好き勝手にウロウロ

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動