歴代1位のスロー出世 新大関・栃ノ心「綱とり」への課題

公開日: 更新日:

■「立ち合いをさらに磨けば」

 では横綱は無理か。大関昇進まで長い時間を要したとはいえ、今年1月場所はまだ平幕だった。それがあっという間に大関だ。部屋付きの三保ケ関親方も1月場所中、「以前は立ち合いが弱く、その影響もあってケガが多かった。今は強く当たれている」と、成長ぶりを語っていた。

 春日野親方に言わせれば、「立ち合いで、頭からもっと強く当たる相撲を取らなければいけない」という。つまり、立ち合いをさらに磨けば、まだまだ強くなる余地が残されているということだ。

「もっと頑張って強い体をつくる」と話した栃ノ心。いまだ成長中なら、綱とりも可能だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭