アジア大会結団式の“主役”に…ボクシング成松に報道陣殺到

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 13日、「ジャカルタ・アジア大会」(18日開幕)の結団式が東京都内のホテルで行われた。主将の山県亮太(26)が「2年後には東京五輪パラリンピックが控えております。世界から注目を集める一大イベントを前に、このアジア大会から未来につながるバトンを東京に届けられるよう、一人一人、全力で戦い抜くことを誓います」と決意表明。2大会連続で陸上の主将を任される女子短距離の福島千里(30)は「経験の部分でも競技の部分でも引っ張っていけたら」と語った。

 結団式には旗手を務める女子ソフトボールの上野由岐子(36)ら、五輪メダリストも勢ぞろいしたが、この日の「主役」はボクシング代表の成松大介(28)だった。

 日本ボクシング連盟の山根明前会長が成松の助成金を不正に流用した問題が浮上して以降、初めての公の場。式典後、足早に会場を後にした成松を数十人の報道陣が追うなど、会場は大混乱となった。帰路に就くバスを待つ間、10分以上にわたって矢継ぎ早に質問が飛んだものの、硬い表情のまま無言を貫いた成松。ジャカルタでも追っかけ回されて競技に支障が出なければいいが……。

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