巨人最有力と報じられたが…吉田輝星の本命は「楽天」情報
確かに甲子園が始まる前には、八戸学院大への進学が有力視されていた。そこに新たに「楽天」が加わったのだ。
くしくも前日31日には「巨人 吉田輝星、ドラ1最有力! 桑田、松井級の甲子園スター欲しい!」とスポーツ報知が1面で報じている。巨人の岡崎スカウト部長は30日のスカウト会議後、「いい投手。球の質もいいし、一番は投げるスタミナがある」と絶賛。昨年は早実の清宮(現日本ハム)を1位指名したように、吉田は近年の巨人が待望する「甲子園のスター」でもある。巨人はアジア選手権に複数のスカウトを派遣するという。もしプロ入りなら、楽天と巨人が真っ向から激突することになる。
「甲子園で準優勝してドラフト1位指名が確実な状況。U18の日本代表で根尾や藤原といった他のドラフト候補たちと寝食を共にしているわけで、オレもプロに行きたい、と心変わりするのではないか。各球団はそう読んでいます。もしプロ志望に変わったら、ラブコールを受けた巨人は指名せざるを得ない雰囲気。問題は楽天です。地元東北のスター候補というのはあるにしても、ここにきて意中球団として名前が浮上した。好きな球団と行きたい球団は別なのか。あるいは、楽天と金足農の関係なのか。いずれにせよ、八戸学院大進学一本だったものが、プロ入りの可能性が出てきたことは確かです」(前出のスカウト)