圧倒的猛打も投手陣は…西武10年ぶり優勝にOBが苦言と提言

公開日: 更新日:

「打撃は水物」だ。打線は相手投手の出来に左右されるため、攻撃に頼るチームはベンチも計算が立てづらい。堅い守りなくして、V2、V3は見えてこない。

 西武は今オフ、菊池雄星のメジャー移籍が濃厚ともっぱらだ。「エース」と呼ぶには少々物足りないものの、2ケタ勝利が堅い左腕を欠くのは大きな痛手だ。高橋光成ら若手の成長も遅れているだけに、来季も補強でやりくりするのか。この点は大きな課題だ。

 最後にポストシーズンについて一言。仮に日本シリーズで広島とあたることになれば、山川の一塁守備は大きな弱点になる。ゴロを捕球し、一塁カバーに入る投手へまともなトスができない。小技も使える広島のホームは天然芝だ。一塁前へプッシュバントやセーフティーバントを仕掛けてくれば山川は翻弄される。大事な場面でミスすれば、自慢の打撃にも影響する。「山川殺し」の対策は練習しかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議