貴乃花“職務怠慢”の実態 部下親方そっちのけで酒浸りの夜

公開日: 更新日:

 しかし、その一方で理事を4期8年も務めながら、貴乃花が改革のために何かを行ったという話は聞かない。

 2010年の理事当選後は相撲教習所所長を皮切りに、審判部長、12年からは大阪場所担当部長。14年からは総合企画部長、指導普及部長、危機管理部長など6つの役職を兼任した。15年から昨年までは巡業部長にも就いた。これだけ要職を歴任しながら、改革はおろか、与えられた仕事すら、まともにやらなかった。

「貴乃花がやったこと? 14年にマス席を30万円で売ったSUMOE CLUBくらいかな。もっとも、あれはイベント会社の企画なんで、相撲協会には正規の価格分しか入らない。そもそも、マス席は付加価値を付けなくても売れるものだけに、あんなことは必要ないという声も内部にはあった。あとはよく、協会内で色紙にサインを書いてたけど、あれが仕事に入るかどうか……(苦笑い)」(ある親方)

■一門崩壊の引き金を引いたのは貴乃花のほう

 貴乃花は4日発売の「週刊文春」で、以下のように話している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  4. 4

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  5. 5

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    下半身醜聞の川﨑春花に新展開! 突然の復帰発表に《メジャー予選会出場への打算》と痛烈パンチ

  3. 8

    モー娘。「裏アカ」内紛劇でアイドルビジネスの限界露呈か…デジタルネイティブ世代を管理する難しさ

  4. 9

    伸び悩む巨人若手の尻に火をつける“劇薬”の効能…秋広優人は「停滞」、浅野翔吾は「元気なし」

  5. 10

    小松菜奈&見上愛「区別がつかない説」についに終止符!2人の違いは鼻ピアスだった