貴乃花“職務怠慢”の実態 部下親方そっちのけで酒浸りの夜
貴乃花(46)が大阪場所担当部長時代だったときの話だ。当時、貴乃花は吉本新喜劇に出演して本場所をアピールするなど、仕事に精を出していた……と、思われていた。
が、真相は百八十度異なる。ある親方がこう話す。
「地方場所担当部長の下には、4、5人の親方が部下としてついている。そのうちのひとりがノイローゼになってしまったんです。原因は貴乃花です。部下は過去の慣例などに従い、物事を進めようとしていたけど、貴乃花は何を言っても聞かないし、まともにコミュニケーションが取れない。かといって部長が判断しなければ決められないこともあり、仕事がちっとも進まない。困ったのは部下たちです。親方のひとりはどうしようかと頭を抱えているうちに、心労でおかしくなってしまったんです。なのに貴乃花ときたら毎晩、決まったクラブで酒浸りだったというのですから」
貴乃花はかねて、協会改革をブチ上げていた。昨年の日馬富士暴行事件以降は、そんな態度に拍車。協会の体制、執行部のやり方などに散々、イチャモンをつけてきたのは記憶に新しい。弟子の貴公俊が暴力事件を起こして取り下げたものの、今年3月には内閣府に告発状まで出した。