ラグビーW杯まで1年 L.マイケルのライバル松橋周平を直撃
2019年ラグビーW杯日本大会が開幕まで1年を切った。史上初の8強入りを目指す日本は、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)の下、11月のテストマッチから代表メンバーの絞り込みが本格化する。多くの外国出身選手が候補に名を連ねる中、代表入りを虎視眈々と狙っているのがナンバー8の松橋周平(24歳=リコー・ブラックラムズ)だ。180センチ、99キロとFWにしては小柄ながら、ジョセフHCの初陣だった16年11月のアルゼンチン戦で代表デビュー。昨年10月の世界選抜戦で右膝前十字靱帯断裂で戦列を離れたが、長いリハビリを経て今季復帰を果たした。ラグビーに取り組む姿勢をジョセフHCから高く評価され、外国人選手とのポジション争いに挑む松橋を直撃した。
■ウインタースポーツと比べて恵まれている
――W杯開幕まで1年に迫りました。
「僕の中では一番近い夢です。まずは代表に選ばれ、19年大会を経て選手としてステップアップしたい。トップリーグに進み、日本代表(Aチーム)のテストマッチを経験して『自分も出たい』と、W杯を意識するようになりました」