第3次原巨人の組閣着々 “クセ者”元木大介氏の入閣が内定
チームがCSファイナルステージを戦う裏で、巨人の原辰徳次期監督(60)が着々と来季の組閣を進めている。
「内野守備走塁コーチには元木大介(46)が内定した。現職の井端は由伸監督の腹心。2015年オフに同い年の由伸の監督就任が決まるや、現役続行の道がありながらユニホームを脱ぎ、コーチとして同級生を支えることを選んだほど、2人は結びつきが強い。由伸と一緒に巨人を退団するのは既定路線。元木はその後釜だ。
05年限りで引退してから初のコーチ業になるが、ミスター(長嶋終身名誉監督)が『クセ者』と呼んだように、野球IQは高い。原第2次政権でも入閣が検討されたことがある。元木の野球センスを高く評価する原が三塁ベースコーチを任せる意向だと聞いている」(巨人OB)
引退後はバラエティー番組に出演し、「おバカ」をウリにした時期もあった。軽いイメージがあるものの、今年は「カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会」に出場する日本代表チームの監督を務めて3連覇を達成。野球界へ貢献する地道な活動も一方で続けてきた。