実は理論派の一面も 中日再建託された与田新監督の“正体”

公開日: 更新日:

「優勝だけを目指して、戦っていきます」

 15日、中日与田剛新監督(52)が就任会見で決意表明。6年連続Bクラスに低迷するチームの再建を進めていく。

 かつてNHKでスポーツキャスターに抜擢され、ハキハキとした語り口と爽やかなルックスで女性ファンも多い。生え抜きOB監督の誕生に、地元の期待は高まっている。

 現役時代、鮮烈なデビューを飾った。1989年のドラフト1位で中日入団。当時の星野仙一監督のもと、新人年から抑えとして最速157キロの剛球を武器に、31セーブを挙げて最優秀救援と新人王を獲得。球宴にも出場し、全国にその名を轟かせた。

 古株の中日OBの話。

「女性にモテモテでトレンディーを地で行く選手だった。新人のころ、与田は試合後の移動バスで一息つくなり、発売されたばかりのデッカイ携帯電話を取り出して、女の子に電話をかけ始めた。当時はまだポケベルや自動車電話が全盛。NTT(東京)出身だから携帯を安く手に入れたんじゃねえかとか、周りに言われてたな。ともかく流行に敏感な男だった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造