錦織がアンダーソンに屈辱的惨敗…“ガス欠”を指摘する声

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「ショットがまったく入らなかった。感覚をつかめずに、最後までいってしまった」

 試合後の本人がこう言ってうなだれたのももっともか。

 男子テニス年間成績上位8人によるツアー最終戦、ATPファイナル第3日は13日、ロンドンで行われ、1次リーグB組の錦織圭(28=世界ランク9位)は南アフリカのアンダーソン(同6位)に0―6、1―6と手も足も出なかった。08年のストックホルムオープンでソダーリングに敗れて以来の屈辱的なスコアで、通算成績を1勝1敗とした。

 最大の敗因は2メートル3センチのアンダーソンが繰り出す時速220キロの高速サーブに翻弄されたことだ。

「錦織はラリーに持ち込んでフルにテクニックを生かしたテニスが身上ですが、そこまでもっていけなかった。アンダーソンのサーブは速い上に角度がある。会場のサーフェスが速いこともあって、なおさらサーブに振り回されました」とはスポーツライターの武田薫氏。

 初戦で4年8カ月ぶりにフェデラー(スイス)に勝ったのがウソのようなヒドさだったが、そのフェデラー戦で集中力を使い果たした可能性もあるという。

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