菊池雄星獲りへジャイアンツが関心 “総額48億円”の予想も
ナ・リーグ西地区の名門球団が菊池雄星(27)に重大な関心を寄せていることがわかった。
「サンフランシスコ・クロニクル」(電子版)など複数の米メディアが伝えたところによれば、8度のワールドシリーズ制覇を果たしているジャイアンツが、獲得に乗り出しているという。
記事によれば、ファーハン・ザイディ編成本部長はチーム再建の目玉として菊池をリストアップ。ジャイアンツは今オフ、FAの目玉野手の一人であるブライス・ハーパーの獲得も検討しているそうで、ウインターミーティング(ネバタ州・ラスベガス)期間中に、菊池と同じ代理人であるスコット・ボラス氏と交渉を行う予定だという。
今オフのハーパーは総額300億円規模の契約を目指し、菊池の条件は総額48億円と予想されている。2人を獲得するには少なくとも350億円超の資金が必要になるものの、ジャイアンツは資金が潤沢だ。
地元紙によると、ここ数年は同地区のライバルであるドジャースの後塵を拝していることもあり、ザイディ編成本部長はオーナー・グループから補強費用を用意するとの確約を得ているという。
ウインターミーティングが閉幕する13日(日本時間14日)までに、日本人左腕の交渉は一気に進展するかもしれない。