中島が早くも別メニュー…巨人40億円補強も戦力は丸のみか

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 中島は昨季、打撃不振と故障で77試合出場にとどまり、オリックスから自由契約。2017年秋に右肩を手術している岩隈は、昨季のメジャー登板はゼロ。シーズン終盤に1Aで3イニング投げたのみで、真っすぐの球速は140キロに届かない状態だった。年齢を考えればともに、過度の期待はできない。

■助っ人の活躍も未知数

「丸と同じFAで西武から加入した捕手の炭谷銀仁朗(31)に関しては、巨人の中でもいまだに、なぜ取ったのか、という声が聞かれるくらい。実績と経験はあるものの、西武の3番手捕手ですからね。新外国人の2人も未知数。期待はできても計算はできない」(巨人OB)

 新守護神候補のライアン・クック(31=前マリナーズ)は初日からブルペン入り。「早めに調整してきた」と胸を張った。中軸候補のクリスチャン・ビヤヌエバ(27=前パドレス)はフリー打撃で快音を響かせたが、OBが言うように、助っ人だけはフタをあけてみなければ分からない。

 オフに総額40億円とも言われる大補強を敢行したものの、結局、役に立つのは丸ひとり、となっても不思議はない。

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