中島が早くも別メニュー…巨人40億円補強も戦力は丸のみか

公開日: 更新日:

 広島からFA加入した丸佳浩(29)が1日、巨人のユニホームに初めて袖を通した。

 ファンと報道陣の注目を一身に集める中、5年ぶりV奪回の切り札はしかし、「変わったことをする必要はない。今までやってきたことを変えるつもりはない」と淡々。原監督は自身も背負った背番号「8」の動きに目を細めながら、「今までの中で一番輝いている『8番』じゃないでしょうか。少なくとも私が着けているよりは輝いていたと思う」とうれしそうだったが、本人には気負った様子はなかった。全体メニュー終了後、室内練習場へ移動して、打撃マシンを相手に1時間超、黙々とバットを振り込む姿に、キャンプ初日から視察に訪れた他球団スコアラーは、「なにしろ2年連続のMVP選手ですからね。必要以上にFA移籍の重圧を感じている様子もないし、大きな戦力になるのは間違いない」と警戒した。

 そんな丸と対照的だったのは、同じ新戦力でオリックスから移籍した中島宏之(36)だ。腰の張りでいきなりの別メニュー調整。米マリナーズから日本球界に復帰した岩隈久志(37)も一軍投手陣ではただひとり、ブルペン入りを回避した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇