池江璃花子が白血病公表 アスリートの体を蝕む五輪の重圧

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「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です」

 競泳女子の池江璃花子(18)が12日、自身のツイッターで白血病であることを公表。現在の心境をこうつづった。

 池江はオーストラリアでの合宿中に体調不良を訴え、現地で検査を受けた。

 6日に血液検査の結果が出ると「帰国して再検査をした方がいい」と言われ、急きょ日本に戻り、検査したところ白血病と診断された。

 白血病には骨髄性とリンパ性があるが、12日に行われた日本水泳連盟の緊急会見で上野広治副会長は、「今は白血病としか言えない。(急性か慢性かなど)詳しい病状などについてはもう少し時間がかかる」と言った。

 池江は高校1年時、リオ五輪で日本史上最多となる7種目に出場。翌年は史上初の日本選手権5冠。個人5種目の日本記録保持者で昨年のアジア大会(ジャカルタ)では6冠を達成、MVPに選ばれた。2020年東京五輪では金メダルはもちろん、複数のメダルが期待されている。前出の上野副会長は「厳しい道のりになる。2020年の(東京五輪の)選考会のスタートに立てるよう見守っていきたい」と語った。

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