昔はONも「おう、火はないか?」喫煙模様に隔世の感
「だってドーピングに比べりゃねえ」わ~い!
そこへいくと持久力が勝負のサッカーやマラソンにゃまず喫煙者はいないだろう。大迫勇也やら大迫傑が愛煙家だって話は聞かんぞ。
マラソンの瀬古利彦よ。1番でゴールして月桂冠とか頭にかぶせられて、表彰台に腰かけて、
「おう、火あるか?」
2番の宗兄弟の片っぽがライターで火ぃ付けてやって、「すまんな猛」つったら「オレ茂だよ」。
なんか目に浮かぶぜ。大股開きでフ~ッと大きく煙を吐いて、
「42.195キロ、今日も走った、たばこがうまい!」
カッと笑うと歯の裏がヤニで真っ黒、なんて時代はあったのかい?
野球じゃいまだに喫煙者は多いと聞く。原辰徳が監督になるときに4番候補の岡本に「まずは、たばこをやめることだ」なんてコイたそうだ。
ケッ! なによう偉そうに、てめえだって現役の頃はベンチの裏でスッパスッパやったくせに、どの口が言ってんだ。巨人グンは、あのONさまだって「おう、火ないか?」だったんだ。栄光と伝統を守れや。野球って心肺能力も持久力もあんま関係ねえ。試合の半分は立ってるだけだろ?
それに岡本って、たばこやめたらストレスで打てなくなりそうなツラだしな。