虎ファン失望…不可思議采配が巨人戦“三重苦”ボロ負け招く
■強がる指揮官
矢野監督は「最初が肝心」と意気込んで東京ドームに乗り込んできたが、巨人打線に12安打を浴び、9失点とボコボコにされた。
「阪神投手陣は開幕カードから好調だった吉川尚、ゲレーロに3安打ずつ。丸、坂本勇に2安打ずつ、岡本にも適時二塁打を打たれるなど、あまり状態が上がっていなかった中軸まで目覚めさせてしまった。それにしても阪神は変わりませんね。巨人同様、補強はしても貧打はそのまま。守備面や攻撃面の緻密さもなければ、初回に丸が放った一塁線への打球をナバーロがあっさり抜かれて先制点を献上したように、打球に食らいつこうという執念も感じられない。打てない、守れない、覇気もない。4年ぶりに復帰した原監督も笑いが止まらないでしょう」(高橋氏)
矢野監督は「巨人の強さでやられたという感じではない。うちの力が出せなかった」と強がりを言うが、監督が代わっても、阪神は巨人にかないそうにない。