軽く虎狩りも油断禁物 Gドラ1高橋“脱チャレンジ枠”ならず

初のお立ち台で笑顔を見せる高橋（Ｃ）日刊ゲンダイ

　原監督には「チャレンジ枠」なる構想がある。先発は基本的に５人目までは固定し、６人目は若手やベテランに競わせ、状態のいい投手を随時入れていくというものだ。開幕ローテに入れば、３回ほどの失敗で入れ替わるのが普通。が、「チャレンジ枠」は１度でもスキを見せれば、即交代の可能性がある。二軍ではこの日、成長著しい有望株の高田が先発した。一軍と登板日を合わせ、いつでも入れ替えができるようにしているのだ。

　この日のウイニングボールは「２２年間育ててくれた両親にプレゼントしたい」と東京ドームで見守った両親に感謝した高橋。まだまだ油断は禁物である。