巨人・原監督も信頼“虎キラー”メルセデスにメジャー熱視線
開幕カードで苦手広島に勝ち越した巨人。2日、本拠地・東京ドームの開幕戦を迎える。
相手は矢野新監督率いる阪神。巨人は昨季16勝8敗1分けと大きく勝ち越した。5年ぶりのリーグ優勝奪回のためには、お得意さまをつくるのが鉄則。「トラ」はいつまでも「カモ」でなくてはならないのだ。
巨人の先発は山口、メルセデス、ドラフト1位ルーキー高橋(八戸学院大)の順番。特に昨季の対戦成績2勝0敗、防御率0.61のメルセデスは、“虎キラー”として原監督に期待されるキーマンである。
かつてドミニカ共和国のカープアカデミーに在籍したことがある。昨年7月に育成から支配下登録されると、後半戦だけで5勝。年俸約860万円で契約を延長した。
巨人が新外国人として獲得したビヤヌエバは1年総額2億2000万円、クックは年俸1億4300万円。2年8億円のゲレーロや年俸3億5500万円のマシソンら他の助っ人勢は高給取りが並ぶ。いくら育成あがりとはいえ、「キーマン」の割に給料は格安である。
■マイコラスの前例が