香川真司は来季どこでプレー?トルコリーグ残り8戦の重み
3月の代表2連戦をこなして「非常に刺激的で、いろいろ考えさせられた」と言い残してトルコに戻った香川真司(ベシクタシュMF)。4月8日のチャイクル・リゼスポル戦から終盤戦がスタートする。目下、リーグ3位のベシクタシュが狙うは、欧州CL挑戦権を得られる2位以内。彼がその原動力になれれば、移籍の選択肢も増えるはず。「ドルトムント復帰はない」といわれる香川の身の振り方次第で、今後の代表人生も変わってくる。
ベシクタシュのオルマン会長が3月中旬に「完全移籍で獲得したい」と公言した時点では、香川の来季トルコ残留が有力視されていた。が、ここにきて地元紙が「ドルトムントが移籍金を約10億円に吊り上げた」と報道するなど、完全移籍の道が険しくなってきたという観測が強まっている。
一方、ドイツのシャルケやレバークーゼンが香川獲得に動き始めたという噂も流れており、日本代表「背番号10」を巡る欧州クラブの動きが慌ただしくなってきた。
第1希望であるスペイン移籍を現実のモノとするためにも、今季ラスト8戦で目覚ましい活躍を見せて“商品”価値を一気に上げるしかない。