大学の2年後輩と新コンビ 松山英樹のキャディー事情
プロデビュー前から、東北福祉大学先輩の進藤大典氏が6年間もバッグを担ぎ、米ツアー5勝に貢献した。しかし昨年の日本ツアー「ダンロップフェニックス」を最後にコンビを解消。高校、大学で2年後輩にあたる早藤将太プロとの新コンビを発足させている。
今年に入って進藤キャディーがバッグを担ぐことはあっても試合数は少ない。
コンビ解消に松山は、「意見が食い違う時もありギクシャクすることもあったが、辛抱強く僕を受け止めてくれた。僕の目指す道や大典さんの将来の夢、目指す道を2人で何度も話し合い、解散することになりました」と話した。
進藤キャディーは「英樹の力になりきれず、自分ではない方が良いと感じることもあった」とコメントしている。
米ツアープロでも最近、長年ペアを組んだキャディーと別れるケースが多い。R・マキロイ、P・ミケルソン、J・デイがそうだ。
松山の場合、メジャー優勝という大きな目標があり、それを達成するためにはこれまでと同じでは先に進まない、という焦りもある。