ゴルフ界に革新をもたらした平成のヒット商品ベスト5
平成はゴルフギアが飛躍的に進歩した時代だ。
中でもチタンドライバーが一気に普及してアマチュアの飛距離アップに大きく貢献した。
先駆けのヒット商品が【キャロウェイゴルフ「グレートビッグバーサ」】。平成7年に新発売され、販売価格は7万5000円だった。
ドライバーは当時、メーカーと契約するプロ使用モデルを前提に開発されていたが、ビッグバーサは一般ゴルファーをターゲットに開発されたことでもユニークだった。
チタン素材の特徴を最大限に生かし、従来のステンレス製よりヘッド容積が50㏄以上も大きい250㏄となり、スイートエリアが広くなりミスヒットをカバーするようになった。
ビッグバーサは住友ゴム工業が日本代理店になり約100億円の売り上げがあった。しかし、キャロウェイが平成12年に日本法人を設立して直接販売に乗りだすと、住友ゴム工業は同年にゼクシオドライバーを新発売。平成30年発売の10代目に続くヒット商品に育っている。