エ軍“もう1人の二刀流”昇格は大谷リリーフ起用への布石か
今回は大谷やプホルスが休養する際のバックアップとみられるものの、リリーフ登板の機会もあるという。状況によっては一塁やDHで出場した試合終盤にマウンドに送られるケースも考えられ、初昇格ながら、1人3役をこなす可能性もある。
ウォルシュの昇格は大谷の起用法にも影響しそうだ。昨季の大谷は投打の二刀流として結果を残したが、多くのメジャー関係者の間では、長打力を生かすためには先発投手よりもリリーフで起用すべきという声が根強い。
大谷を先発で起用すれば、中6日となり、登板日と前後2日間は休養を与えなければならず、出場機会が限られる。リリーフなら、DHで出場しながら、登板も可能なだけに、大谷の投打の能力を最大限に生かす上で最適な起用法になるかもしれない。そうやって二刀流選手のリリーフ起用の適性を試す狙いも今回のウォルシュ昇格にはあるという。
若手二刀流の成否次第では、大谷も将来的にクローザーとしてマウンドに上がる日が来そうだ。