“バルサ化”神戸の大低迷 元凶は「やはり三木谷会長」の声
ある週刊誌のウェブサイトが「三木谷会長の現場介入」を報道。それを受けて吉田監督が「言いたいことがあります」と自ら切り出して「一部の報道で(選手起用に三木谷)会長が関与しているとあるが、それは100%ない。すべて自分が決めている」と断言した。
放送関係者が苦笑いしながらこう言った。
「吉田監督もバカ正直と言うか……。100%ピッタリじゃなくて『200%、いや300%(会長の関与は)あり得ません』と大げさな数字を出して真っ向から否定しないと。『吉田監督は<言葉を弄する>タイプじゃないので100%がギリギリのウソだった。あの時の会見でのコメントでは認めたも同然』と大多数のJリーグ関係者は言っている。三木谷会長が好き勝手やる限り、神戸に上がり目はない」
神戸は4月17日、三顧の礼を尽くして引き入れたスペイン人指揮官のリージョ監督を解任。ショック療法を施したが、後任は18年シーズン途中に成績不振を理由に神戸の監督の座を追われた吉田監督だった。こんなお手盛り人事でチームを立て直せるはずもない。このまま神戸は、坂道を転がり落ちていくのだろうか――。