巨人ブルペン再建の切り札 新外国人右腕デラロサの“古傷”

公開日: 更新日:

「でも、結局、ヒジの故障に泣かされた。今回の2度目の手術は、今年2月に復帰するまで、18カ月間のリハビリ期間を要しています。不安材料のひとつでしょう。左打者に対しての相性の悪さもそうです。今季の3Aでも右打者に対しては被打率・130、13回3分の2で23三振を奪っているのに対し、左打者には被打率.343でわずか6三振。被本塁打4本のうち、3本を左打者に浴びています」(前出の友成氏)

 巨人はマシソンが交流戦から一軍に復帰したものの、5試合目の登板となった18日のオリックス戦で右内転筋を肉離れして登録抹消。開幕守護神を務めたクックが昇格したが、登板した2試合ともリリーフ失敗。21日のソフトバンク戦後に再び二軍落ちするなど勝ち試合のセットアッパーを固定できずにいる。

 対左打者に明らかな弱点を抱える病み上がりの新外国人が果たして、巨人の問題を解消してくれるかどうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動