巨人ブルペン再建の切り札 新外国人右腕デラロサの“古傷”

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「でも、結局、ヒジの故障に泣かされた。今回の2度目の手術は、今年2月に復帰するまで、18カ月間のリハビリ期間を要しています。不安材料のひとつでしょう。左打者に対しての相性の悪さもそうです。今季の3Aでも右打者に対しては被打率・130、13回3分の2で23三振を奪っているのに対し、左打者には被打率.343でわずか6三振。被本塁打4本のうち、3本を左打者に浴びています」(前出の友成氏)

 巨人はマシソンが交流戦から一軍に復帰したものの、5試合目の登板となった18日のオリックス戦で右内転筋を肉離れして登録抹消。開幕守護神を務めたクックが昇格したが、登板した2試合ともリリーフ失敗。21日のソフトバンク戦後に再び二軍落ちするなど勝ち試合のセットアッパーを固定できずにいる。

 対左打者に明らかな弱点を抱える病み上がりの新外国人が果たして、巨人の問題を解消してくれるかどうか。

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