池江不在の影響も…新種目の混合リレーにアンカー問題浮上
国際大会で実績のある第3泳者の大橋までは計算できるものの、未知数なのは最終泳者の大本だ。
自由形を得意とする大本だが、100メートル自由形のシーズンベストは54秒16。最新の世界ランキングでは93位と、52秒台前半の上位陣から大きく後れを取っている。
女子の自由形で、世界と互角以上に渡り合えるのは池江璃花子ぐらいなもの。現在、池江は闘病中で、世界に太刀打ちできる自由形のスイマーはいないのが現状だ。
来年の東京五輪までに、大本ら若手の成長を期待するしかないが、そもそも自由形は日本のウイークポイントだ。今後、飛躍的なタイムの伸びは見込めない。
日本は新種目の混合リレーで表彰台を狙うには第3泳者までに大量リードするしかなさそうだ。