実力発揮できず…大橋悠依は“ビビリ癖”が五輪メダルへの鍵

公開日: 更新日:

 東洋大入学時から指導する日本水連の平井伯昌競泳委員長によれば、大橋は気が小さくて、極度の心配性だという。

 大会前の合宿で、予定通りのメニューを消化して十分な練習を積んでいるにもかかわらず、「まだ、足りないのではないか」と自らを追い込んだり、レース直前に「スタートで失敗したらどうしよう」とマイナス思考に陥ることもあるそうだ。

 心配性な性格はレースにも影響し、終盤のスタミナ切れを恐れて、序盤で積極的な泳ぎができず、平凡なタイムに終わることもあった。

 女子競泳陣で東京五輪のメダル獲得を期待できるのは現状だと大橋ぐらいのものだ。本番で実力を発揮し切るためには極度のビビり癖を矯正するしかない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された