巨人はグラリ…ドラ1指名は大船渡・佐々木か星稜・奥川か

公開日: 更新日:

 巨人OBが言う。

「そこへ、今の夏の甲子園で奥川(恭伸=3年、石川・星稜)が知名度を上げた。いや、奥川はそもそも、佐々木と並ぶ高校球界『四天王』に数えられ、全12球団が1位候補に挙げている。もちろん、巨人の1位候補10人の中にもリストアップされる、ドラフトの目玉投手のひとりだ。巨人の言う知名度というのは、球界の中のものでなく、野球にそれほど関心のない人たちの間にも名前と顔が浸透する、全国的な知名度のこと。四天王で唯一、夏の甲子園に出てきて、初戦(旭川大高戦)を9奪三振の完封、救援登板を挟み、3回戦では強打の智弁和歌山を相手に延長14回をひとりで投げ抜き、23奪三振の1失点完投勝利を挙げた。18日の準々決勝は完全休養でマウンドには上がらなかったにもかかわらず、それでも翌日のスポーツ紙には1面で取り上げられた。これは、大きい。佐々木も高校球界のスターだが、奥川にはそこへさらに『甲子園の』という冠がつく。巨人が求めているのはまさに『甲子園のスター』だからね。佐々木だけが『特A』だった評価に、奥川が割って入ったと聞いている」

■コメントの熱量に変化

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭