坂本だけじゃない…M20足踏み巨人に“故障予備軍”ゾロゾロ

公開日: 更新日:

 この日はリリーフの沢村もベンチ入りメンバーから外れた。試合前練習の際、トレーナーを伴ってベンチに引き揚げており、こちらも故障が発生した可能性がある。

 他にも“予備軍”はゾロゾロいる。きょう先発予定のエース菅野は5月に腰の違和感で登録を抹消。最近は連勝中で勝ち星を2ケタの10勝(5敗)に乗せ、調子を取り戻しつつあるが、さる球界関係者がこう言うのだ。

「腰の違和感と闘いながら投げています。エースの自覚から首脳陣にフル回転を買って出ているようだけど、体が悲鳴を上げる可能性は常にある状態です」

 現在リーグトップタイの12勝(3敗)のエース格・山口にしても、今月1日に右肘の張りで登録を抹消、12日には一軍復帰したものの不安を抱えている。この日1番に入った陽は、1カ月前に腰痛で戦線を離れていた。原監督が絶大な信頼を寄せるリリーフのマシソンは、6月に右内転筋の肉離れで離脱。復帰後も足をかばいながらの投球が続く。ざっと挙げるだけでも、故障の危険性がある主力が、わんさかいるのだ。

 この日は2位DeNAも勝って巨人とのゲーム差は5。足踏みする巨人に暗雲が立ち込めてきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…