渋野日向子の今後を危ぶむ声…超過密日程で試合前から消耗

公開日: 更新日:

「渋野は来週の大会はスキップする。そのため9月4日に地元の岡山で、スポーツとゴルフ雑誌の取材を1日にまとめて受けることになっている。女子プロでこんな取材対応は極めて異例です」(ツアー関係者)

 取材対応だけではない。

 今回のプロアマ戦も「主催者の会長とノーベル賞の先生と同組でなければ、病気を理由に欠場したかもしれない。今後も出場する大会のプロアマ戦は、関係する重鎮らが、渋野とのラウンドを楽しみにしている。理由はどうあれ、欠場は許されないことは本人もわかっているはずです」(前出の関係者)

 日本女子ツアーの今季日程は11月最終週の「LPGAツアー選手権リコーカップ」まで、空き週もなくあと13試合も続く。

 渋野は人気選手だけに頻繁には休めず、体調不良でも大会を盛り上げるために前夜祭から引っ張り回されることになる。試合前にヘトヘトになってしまえば本業のゴルフにも集中できない。

 試合会場の外でも過密スケジュールだ。

東京五輪の代表メンバー入りも濃厚ですから、マネジメント会社にはすでにスポンサー契約のオファーが殺到しているでしょう。しかし、スポンサーと契約すれば年間に数日の拘束日があって、CM撮影やイベント参加が義務付けられます。スポンサーが増えれば、それだけ試合の合間を縫って“第2の仕事”を消化していくしかない。オフになれば、企業主催のプロアマ大会が全国各地で開催される。シード選手のプロアマ出場料は30万~50万円が相場といわれ、賞金女王クラスは100万円。メジャーを制した渋野の場合は、おそらく200万~300万円になることも考えられます。実入りはいいが、目が回るほど忙しくなります」(代理店関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…