白鵬が日本国籍取得 大相撲“モンゴル化”に協会は戦々恐々

公開日: 更新日:

白鵬は毎年、世界各国の小中学生の相撲大会『白鵬杯』を日本で開催している。相撲の普及という意味で功績は大きいものの、問題はやり方です。モンゴル国旗をさまざまな国旗の中央に置き、開会の挨拶もまずモンゴル語。これではどの国の競技だかわかりませんよ。さらに白鵬杯には相撲協会を一切関わらせないようにしている。大相撲のモンゴル化に向けて、着々と準備は進んでいるということでしょう」(相撲記者)

 もちろん、外国人枠の制度を変えるにはヒラ親方のままでは無理。まず理事に当選し、理事長にでもならなければ“改革”は実現しない。

「現在、モンゴル出身親方は白鵬を含めて4人。今後、さらに増えることは間違いない。それに日本人親方や現役力士でも『白鵬派』は少なからずいるからね。引退後は親方になることが確実な某力士は、白鵬のたいこ持ちさながら。あれは理事選で確実に白鵬に1票を入れるだろうな」(ある親方)

 加えて、千秋楽のセレモニーで「君が代」に加えてモンゴル国歌も流れる日が来るかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”