佐々木の韓国戦1回降板は“人災” 首脳陣の起用法に批判噴出
「いつでも投げられるように、守備で肩をつくる意味も含めて、野手として出場させている」とは、さる関係者だが、来る日も来る日も投げ続けて疲労困憊、もはや気合だけで投げているのが実情だという。
西と並ぶタフネス右腕の飯塚は、登板10分前に肩をつくらされたこともあった。
「5日のカナダ戦で7回18奪三振の快投をした奥川は、今大会初登板で2週間ぶりのマウンドということもあり、予定は五回までだったという話もある。五回を終えた時点で、想定よりも少ない球数だったため、ベンチが投げられるか確認、奥川が『行けます』と直訴したことで七回まで投げましたが、久しぶりの登板だけになおさら慎重を期すべきです」(前出のパ球団スカウト幹部)
強豪校で揉まれた投手でさえ、「いつ投げるかわからないから落ち着かない。球がいかないからブルペンで何球も投げてしまう。困っています」と、首脳陣の起用法に頭を抱えているほどなのだ。
さて、高野連の竹中事務局長は試合後、佐々木の降板についてこう説明した。