佐々木の韓国戦1回降板は“人災” 首脳陣の起用法に批判噴出

公開日: 更新日:

 佐々木は今まで、もっぱら先発で、リリーフ起用については「試合の流れを自分でつくれないことが難しい。不安はあります」と漏らしていた。

 別の球団スカウトも言う。

「永田監督は佐々木のことを『球界の宝』と言いながら、やっていることはまるで逆です。佐々木はこれまで、肩肘への負担を考慮され、慎重に育てられてきた。体力面でも不安を抱えている。起用するなら登板日をきちんと決め、それに向けた準備をさせ、その通りに投げさせるのが本人にとってもチームにとってもベストの方法でしょう。なのに、やることなすこと行き当たりばったり。これでは、選手が潰れてしまわないか不安です」

■「いつ投げるか分からない」

 いや、その懸念はすでに、現実のものになりつつある。「西(創志学園)と飯塚は最大の被害者です」と、スカウト陣は口を揃える。

 中でも西は1次リーグで3連投させられた上に、野手としても出場し続けている。5日のカナダ戦ではブルペン入りし、この日の韓国戦も佐々木の緊急降板を受けてマウンドに上がった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動