ラグビーW杯決勝ラウンドのダークホースは「4年後開催国」
世界ランキング1位のアイルランドは、これまでプレーオフも含めて決勝ラウンドに7回進出しているが、すべての試合で勝利を逃してベスト8の壁を破れずにいる。
どのチームが勝ち上がっても、11月2日に横浜国際で行われる決勝戦は、長く語り継がれる名勝負になるだろう。
■ラグビー観戦で文化交流
たとえチケットが手に入らなくとも、全国16カ所のファンゾーンや各地のスポーツバーなどで行われるパブリックビューイングをフル活用し、お祭りのクライマックスを存分に味わおう。
この時期には準決勝で敗れた国のサポーターも数多く日本に残っているので、たとえ言葉は分からなくても彼らの辛辣で感情表現の豊かな観戦文化に接すれば、本場でビッグマッチを観戦する雰囲気を堪能できる。そのとき――。このW杯が世界3大スポーツイベントに数えられる理由が、きっと分かるはずである。