奥川プロ志望表明も…セV巨人ドラ1佐々木朗希に2つの根拠
今秋のドラフト1位候補、星稜の奥川恭伸(3年)が29日、プロ志望届を提出することを明言した。
この日、茨城国体1回戦で智弁和歌山と対戦。4回途中6安打2失点で初戦敗退となった試合後、「出すことに決めました。もともとやりたいと思っている中で(両親から)最後に決めるのは自分と。そこは慎重に話をして、自分の意思で挑戦したいと決めた」と明かした。
中日や阪神が興味を示すなど、準優勝した夏の甲子園以降、奥川人気が高騰。もうひとりの目玉、大船渡の163キロ右腕・佐々木朗希(3年)に関しては現在、日本ハムが1位指名を公言しているが、ある球団のスカウトは「佐々木が一番いい素材なのは誰もが認めるけど、手つかずの原石過ぎて、果たして育成できるのか。一体いつ使えるようになるのか。見通しが立たないんです」と言う。最終的に完成度で上回る奥川が1番人気になる可能性もある。
そこで巨人である。当初、1位は佐々木でほぼ決まりだったはずのドラフト戦略が、今夏の甲子園後に様相が変わった。
チーム関係者がこう言う。