渋野は3差3位T発進 賞金女王には“壁ドン”強気パットが必須

公開日: 更新日:

「優勝争いをするなら26~28パットにおさめないといけない。だが、渋野の試合運びを見たら、日を追うごとにコースに順応してくる。この日の4パットボギーは心配ないでしょう」と田原紘プロがこう続ける。

「コーライグリーンは順目と逆目でスピードが極端に違う。逆目は曲がりが強くてショートしやすい。いっぽう順目は転がりが速くて曲がらない。同じ距離でも芝目によってタッチは大きく変わる。だからグリーンは順目のラインにつけるほうがやさしい。それに毎日、芝を刈り込んで雨が降らなければ、順目と逆目のスピード差は縮まる。その違いを早く見極められるか、がカギになるでしょう」

 渋野が女王タイトルを獲得するには優勝したうえで鈴木が2位タイ以下に終わるか、渋野が2位なら、鈴木9位タイ(3人以上)以下、申ジエ3位以下の条件が付く。いずれにしろ代名詞になった“壁ドン”の強気パットが欠かせない。

【写真特集】注目の賞金女王争い 渋野日向子が2アンダー3位Tで好発進
【写真特集】
渋野日向子 サプライズケーキに満面の笑み

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動