夜の繁華街で大ハシャギ 一流ラガーマンは遊びも「豪快」
自国開催の日本が史上初の8強入りの番狂わせを起こし、南アフリカの3度目の優勝で幕を閉じたラグビーW杯。
予選リーグから決勝まで44日間と長丁場な上、試合間隔も空く。練習は短時間で終わるため、大会期間中は参加国の多くの選手が暇を持て余した。日本を代表するテーマパークに、家族連れで遊びに行ったり、秋葉原の電気街で買い物を楽しむなど、東京での滞在を満喫していた。
地方での試合では、温泉に漬かり、初めて経験する新幹線移動に大はしゃぎするのもいたそうだが、人並み外れた体力の持ち主である一流のラガーマンのこと。おとなしく次の試合に備えるはずはなく、夜の盛り場に繰り出して羽目を外す選手は珍しくなかった。
優勝候補の一角と目されたある強豪国は、プレー同様、遊びも豪快な選手ばかり。格下と対戦する予選リーグでは、翌日に試合を控えながら、六本木や渋谷で朝まで飲み、スポーツパブでジョッキを空けながら、次に対戦する相手の試合をテレビ観戦したことも。ラグビーの盛んな英国や南半球とは異なり、日本では顔が売れていないため、遊び放題だったのだ。