ツインズ移籍濃厚の前田健太 LAから単身赴任は吉か凶か?
ドジャースからツインズへの移籍が決まりそうな前田健太(31)。
ツインズは何よりもローテーション投手を欲しがっていただけに、希望する先発に専念できることは確実。昨季、メジャーナンバーワンだった307本塁打の重量打線をバックに投げることで勝ち星はもちろん、出来高に影響する先発数と投球回数も増えそう。トレードされるごとに手にする約1億1000万円も含めて稼ぎはアップしそうだが、何から何までいいこと尽くめというわけにはいかないかもしれない。
「グラウンド以外、私生活の部分は不便になるかもしれません。ツインズの本拠地ミネアポリスにはおそらく単身赴任になると聞いていますから。今、前田さんはロサンゼルスの西側、サンタモニカに妻と子供2人の4人で住んでいます。海岸近くのリゾート地で、年間通して気候も温暖で暮らしやすい場所です。おまけに上の子供の学校の都合などもあり、家族そろってミネアポリスに引っ越すというわけにはいかないらしい。ミネアポリスは寒暖差が50度近くあるし、春先は雪も降って寒さがかなり厳しい場所ですから」(現地特派員)
日本のプロ野球選手と違って、メジャーリーガーに移籍は付き物。西武の松坂大輔や巨人を引退した上原浩治、広島を引退した黒田博樹も自宅と家族は本拠地に残し、移籍先には単身赴任していた。前田も大リーグ5年目でようやく、メジャーリーガーらしくなりそうだ。