先発転向の楽天・松井が語る 東京五輪とメジャーへの思い
「昨年のプレミア12では、なんとか15年のリベンジをしたいと思っていました。自分自身、昨季は状態は良かったんですけど、シーズン終盤に登板がかさんだりして、ちょっと(左)肘が良くなかったんです」
――それで出場を辞退。
「プレミアには出たかったですね。それも自分の弱さなのかな、と考えると、悔しかったです。実際、60、70試合と投げてもプレミアに出場している選手もいる。東京五輪でも日本代表のユニホームを着て、結果を出したいという気持ちはあります」
■メジャーの「メ」の字も口にできない
――昨オフは4年10億円の大型契約を結んだ。25歳から28歳までの4年間は楽天でプレーすることになるが、今もメジャーへの憧れは?
「そうですね。田中(将大)さんの存在であったり、(今季からレッズへ移籍した前西武の)秋山(翔吾)さんと何度も対戦したりもあって、テレビでメジャー中継を見る機会は新人の頃よりは増えています。ただ、自分のスキル不足のせいで、メジャーの『メ』の字も口にできない状況ですから(苦笑い)。助っ人選手も抑えてないですし。投球術を磨いたうえで、そのときになってどうなるかですね」