先発転向の楽天・松井が語る 東京五輪とメジャーへの思い
――先輩の則本は7年契約を結び、事実上の“生涯楽天”を選ぶ形になった。ずっと日本でやるという選択肢は?
「いい契約をしていただいたので、今は4年間、契約に見合った成績とか、価値をイーグルスに還元するのが使命だと思っていますし、そこしか考えていません。なので、3年、4年が経ってみないことには、自分がどんな決断をするのかは、わからないですね。やっぱり先発を経験して、思ったよりもできるなあと思って、先発としてもっと高いレベルでやってみたいなと思うのか、先発がダメで、またリリーフをやるのか、そのときになってみないとわからないので、今は何とも言えないですね。まずは足元を見て、自分のできること、スキルを、一つ一つ増やしていきたい。今年はチャレンジの年です」
(聞き手=藤本幸宏/日刊ゲンダイ)