五輪1年延期が及ぼすGナインの禍福…右腕戸郷は追い風に

公開日: 更新日:

「侍の4番は広島・鈴木誠也(25)でほぼ決まりでしたが、1年延期したことで『誠也VS岡本』の主砲争いが激しくなりそうです」(前出のNPB関係者)

 三塁の常連でもあるソフトバンク・松田宣浩(36)は来年5月に38歳になることから、代表入りは年齢的に厳しくなりそう。岡本にとっては有利な条件が揃う。

 一方で「目指してやってきているだけに(延期は)残念」と表情を曇らせた菅野智之(30)、坂本勇人(31)の主力陣は気が抜けない1年になる。まだ老け込む年齢ではないものの、伸び盛りの年齢でもない。菅野は今年オフにメジャー挑戦か否かの判断を下すことになりそうだが、故障などのリスクを避けながら、今年の過密日程を戦い、来年に備えなければならない。

 上り調子の若い2人以上に、細心の注意が必要になる。

【写真特集】巨人3度目の紅白戦 正捕手争い激化か 巨人春季キャンプ

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…